過敏性腸症候群への鍼治療

 

 
2020年9月28日『メディカルトリビューン』ドイツ版
「過敏性腸症候群:鍼は薬物療法よりも優れている?」
 
 
 
論文はアメリカを代表する名門病院であるメイヨー・クリニックの雑誌、『Mayo Clinic Proceedings』に掲載されました。
 
 
2020年8月南京中医薬大学
「過敏性腸症候群の鍼の効果:ランダム化比較試験」
Effect of Acupuncture in Patients With Irritable Bowel Syndrome: A Randomized Controlled Trial
Li xia Pei MD
Mayo Clinic Proceedings Volume 95, Issue 8,
August 2020, Pages 1671-1683
(全文オープンアクセス)
 
 
344人の過敏性腸症候群患者を対象とした、かなり大規模なランダム化比較試験です。6週間で18回の鍼治療を受けました。百会(GV20)、印堂、太衝(LR3)、足三里(ST36)、三陰交(SP6)、天枢(ST25)、上巨虚(ST37)などが使われました。
 
対照群となった175人は便秘薬のポリエチレングリコールと鎮痙薬ピナベリウムブロミドの薬物療法を受けました。鍼治療グループのほうが明確に改善し、その改善は12週間後も継続しました。
 
 
 
 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次