7月21日に富山鍼灸学会のお招きで、「慢性疼痛の灸療法-熱敏灸・押灸・竹筒灸」と題して学術講習会(実技講習)をさせていただきます。
富山鍼灸学会会員でなくても参加が可能ですので、ご都合がつきましたらぜひ、ご参加ください!
お申込みは、富山鍼灸学会のHPにある「参加申し込みフォーム」から可能です。
演題:「慢性疼痛の灸療法-熱敏灸・押灸・竹筒灸」
日時:令和6年7月21日(日)13時30分~15時45分
場所:(公社)富山県鍼灸マッサージ師会館 3階ホール
〒930-0006 富山市神通町1丁目2-6 TEL:076-441-8986
※実技中心の為、オンライン配信はありません。会場参加のみですのでご注意下さい。
参加費:富山鍼灸学会会員 2000円(学生会員無料)
富山鍼灸学会会員外 6000円(学生1000円)
定員:概ね100名(先着・会場定員)
申込〆切:令和6年7月17日(水)23時59分
※詳細は富山鍼灸学会HPをご参照ください。
慢性疼痛に対して、わたしが臨床で使っている棒灸(熱敏灸)、押灸、竹筒灸を実際に体験していただきます。
2021年「慢性疼痛への灸法の使い分け」(『中医臨床』42(3): 346-349, 2021)、と2019年「熱敏灸の意義と効果」(『鍼灸OSAKA』134号)で発表した内容に、その後の技術的進展を加えて、実技中心で講義と実技をさせていただきます。
棒灸(熱敏灸)がもっとも得意なのは筋筋膜性疼痛症候群の慢性疼痛で、創始者の陳日新先生も筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の論文を最初に書かれています。熱敏灸は灸の響きを特徴としますが、患者さんの感受性に左右されます。そこで、「熱敏灸の意義と効果」で書いたような日本式の工夫を加えました。
押灸は、東洋医学では経筋の阿是穴、西洋医学ではファシャをターゲットにゾーンとして広い範囲に施術します。
竹筒灸は、日本式で艾をひねり、米粒大の艾柱で深部の筋硬結をターゲットに、指圧の技術を応用して深部を押圧して施術します。
いずれも灸の響き感が独特なので、できればご参加いただいた全員に灸実技を受けていただき、感覚を体験いただきたいと思います。臨床に取り入れていただけるように、技術的なポイントもすべてお伝えします。ご都合があいましたらぜひ足をお運びください!
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