神戸新聞2020年4月16日13面の記事の引用です。
以下、引用。
(コクラン共同計画のシステマティックレビューでは)入国時の体温検査や、感染者と非感染者が最低1メートル離れるという対策の有効性を支持する証拠は不十分だとしている。
コクラン共同計画のコクランジャパンはコロナウイルス関連のエビデンスを日本語でも公開しており、明記しています。
『呼吸器系ウイルスの拡散を断ち切るあるいは減少させるための物理的介入』
Jefferson, T – 2011
Cochrane Library
以下、引用。
より高価で、刺激的で不快なN95保護マスクが単純な外科用マスクより優れているというエビデンスはなかった。通常の石けんによる手洗いに抗ウイルス薬または消毒薬を加えることがより効果的かどうかは不明である。流行時の拡散を減少させる方法として、入国地点でのスクリーニングおよび社会的距離戦略(感染者と非感染者の間に少なくとも1メートルの距離を保つこと)を支持するエビデンスは不十分である。
神戸新聞は、同調圧力が最大になっている中でも科学的根拠に基づく医学情報を提供したとは言えます。
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