耳穴の十二指腸で耳甲介舟にあります。耳甲介舟の研究は、耳介迷走神経刺激の分野で今後、重要になると予測されます。
耳穴、十二指腸の主治は十二指腸潰瘍、胆嚢炎、胆石症、幽門痙攣となっています。
1995年「胃潰瘍および十二指腸潰瘍患者の耳穴の圧痛の変化」
胃及十二指肠球部溃疡患者耳穴压痛阈的变化
董蕴 刘广林 赵淑敏
《中国针灸》 1995年S2期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZGZE5S2.274.htm
また、ヘリコバクターピロリ菌の除去治療をしている患者60例を対象にした実験では「十二指腸」「脾」「胃」「交感」「神門」「皮質下」が使われて、消化機能、ヘリコバクターピロリ菌の除菌率を改善しました。
2012年「十二指腸潰瘍患者の耳穴貼圧によるガストリンおよびヘリコバクター・ピロリ菌とQOLへの影響」
耳穴贴压对十二指肠球部溃疡患者胃泌素、幽门螺杆菌及生活质量的影响
周宁 《福建中医药大学》 2012年
http://cdmd.cnki.com.cn/Article/CDMD-10393-1016024730.htm
ポール・ノジェは「フェーズ3理論」を開発しました。最初、逆さになった胎児の図を発表しました。中国がそれを検証して、現在の中国式耳穴マップを発表しました。ノジェは中国式耳穴マップを追試してその効果を認めましたが、ノジェの「膝」が中国式耳穴マップでは「神門」という精神のツボになっているのが不思議でした。そこで再度、検証して「フェーズ2」「フェーズ3」のマップを発見しました。今後の個人的な耳穴マップの検証は「フェーズ1」「フェーズ2」「フェーズ3」に重点を置きます。
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