ドイツの地方テレビの鍼の番組

20 年前にドイツで大規模な研究が行われ、鍼治療が片頭痛、緊張性頭痛、変形性膝関節症、背中の痛みなどの慢性痛に役立つことが示された。腰痛や変形性膝関節症には通常の鎮痛剤治療の2倍の効果があった。

 

イエナのフリードリッヒ・シラー大学の疼痛医学の専門家は、鍼治療にはプラセボ効果に起因するものではないわずかな鎮痛効果があることを示すことができた。 彼らは、被験者が何も気付かないように全身麻酔をかけ、脳波に基づいて痛みの反応を判断した。

 

「これは鍼治療がプラセボよりも優れていることを示しているが、激しい痛みには十分に効果的ではない可能性がある」とイエナ大学病院の外来疼痛クリニックの責任者であり、この研究の筆頭著者である Winfried Meißner 氏は述べる。

 

ボストンのハーバード大学医学部のヴィタリー・ナパドウが率いる研究グループは、磁気共鳴画像法(MRI) を使用して経穴が刺激されたときに特定の脳領域のみが特定の活動を示すことを調査した。他の刺激点ではこれは起こらなかった。