ウェールズが鍼の国家資格を導入

 
2023年1月25日 イギリス『ウェールズ政府』公式ホームページ
「ウェールズ政府はイギリスではじめて必須の国家資格をタトゥー入れ墨(や鍼)のような特別な職種に導入します」
 
 
以下、引用。
 
「ウェールズはタトゥー・アーティストやボディ・ピアス、半永久的なメイクアップ、鍼治療の分野で働く人々に必須の国家ライセンス制度を導入する最初の英国の国になる予定である」とフランク・アサートン最高医療責任者は発表した。「ウェールズがイギリスで最初の国家資格を導入することはファンタスティックなことだ」
 
 
 
世界各国の医療資格、鍼灸ライセンス制度を調べていった際に、イギリスの制度にはいちばん驚きました。
 
イギリスには、まず医師の国家資格・国家試験というものが存在しません。例えば、オックスフォード大学などの医学部を卒業したら医師として働けます。質の高い教育を受けて、卒業していたらそれで十分です。
 
イギリス連邦は基本的に「免許」ではなく「登録」制度です。中央医師評議会(GMC)という医師の職業組織が国家の介入を許さずに、自分たちでプロフェッショナルとして自治・自律しています。
 
さらにイングランド政府は「鍼師という資格を絶対に国家としてつくらない」と公式声明しています。それでいて国家資格でない「鍼師」も保険が使えるという日本人には理解しがたい制度です。
 
アメリカも医療職業自治制度であるプロフェッショナル認証ボードが州ごとに存在します。カナダのフランス語圏ケベック州にもアメリカのプロフェッショナル認証ボードそっくりのオードア・プロフェッショネルという職業自治制度があります。
 
これらの職業自治規制制度を研究すると、プロフェッショナルとは何か考えされられます。
 
 
 
 
 

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