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二十四節気「雨水」の導引

 

2015年1月「二十四節気の導引の養生:立春・雨水」
二十四节气导引养生——立春、雨水
谢青云 《家庭中医药》 2015年01期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-JTZY201501033.htm

 


2月19日水曜日から二十四節気の「雨水(うすい)」となります。
唐末の五代十国時代の陳摶(ちんたん)こと陳希夷(ちんきい)の名に仮託された明代『二十四節気導引図』があります。

 

1.立春正月節
運主厥陰初氣
時配手少陽三焦相火
宜每日子丑時,疊手按(骨+空),轉身拗頸,左右聳引,各三五度,叩齒,吐納,漱咽。
治風氣積滯、、耳後肩臑痛、背痛、肘臂諸痛。

2.雨水正月中
運主厥陰初氣
時配手三焦少陽相火
每日子丑時,疊手按脛,拗頸轉身,左右偏引,各三五度,叩齒,吐納,漱咽。
治三焦經絡留滯邪毒、嗌乾及腫、噦、喉痹、耳聾、汗出、目銳眥痛、頰痛諸疾。

 

 

現在は五運六気学説の初の気の立春から雨水で厥陰風木の季節です。そして『二十四節気導引図』では手少陽三焦経の季節なので、立春は風気積滞、頸項痛、耳後肩臑痛、背痛、肘臂諸痛となります。これは手少陽三焦経の症状です。

 

雨水は三焦経絡に邪毒が留滞し、嗌乾(咽喉の乾燥感および腫れ)、噦(えつ:シャックリ)、喉痺(のどの異物感)、耳聾(聴覚障害)、汗が出て目の鋭眥が痛み、頬が痛みます。
http://kikoubunka.jugem.jp/?eid=15

 

導引の季節の養生論として面白いです。

 

 

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