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国際標準化:ISO/TC249

 

 

2020年12月21日『新民網』
「鍼灸から板藍根まで、中医学は65項目の国際標準(ISO)があります。あなたはその背景にいかに困難があるかを想像できますか」
 
 
 
以下、引用。
 
三年前、中華人民共和国は『中医学 一帯一路発展規則(2016-2020年)』を発布して20項目のISO国際標準を計画していた。現在、鍼灸の鍼から板藍根、枸杞までISO国際標準は65項目にものぼり、これには現在研究中の30項目は含まれていない。
 
この工作は医学外交であり、ISO/TC249のネーミングにも波乱があった。当時、中華人民共和国は中医学技術委員会(TCM:Traditional Chinese Medicine)を主張したが、一部の国家が強烈に反対して伝統医学技術委員会(TM:Traditional Medicine)を主張した。一文字の違いであるが、国家戦略を考えて中国代表はTCMのネーミングを堅持した。
 
最終的に第6回のISO/TC249全体ミーティングでは、多数決で中医薬技術委員会(TCM)が正式名称となった。このISO国際標準には中国企業が参加し、国際標準が発布してから華佗鍼灸針の輸出は30パーセント増加した。
 
 
 
日本と韓国は「伝統医学:中医学、漢方、韓医学(Traditional Medicine: Chinese Medicine, Kampo and Korean Medicine)」を正式名称として提案しましたが、鍼灸漢方の正式名称はISOで多数決により中国伝統医学(TCM)となりました。
 
 
 
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