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ドイツの鍼マスター達

2022年11月17日ドイツ『ハノヴァー新聞』
「肺と呼吸器専門医ドクター・トロスト」
Dr. Trost im Centrum Kohake in Garbsen: Fachärztin für Lungen- und Bronchialheilkunde

 

以下、引用。

37年の鍼の臨床を行い、ドイツとオーストラリアの鍼と耳鍼のアカデミーのメンバーでもあります。
「私は山元敏勝やヨハネス・ビシュコ、ジョバンニ・マチオチア、レオパルド・デルフェアなどに学ぶというグレート・チャンスを得ました」とダナ・カルメン・トラスト医師は述べる。

 

山元敏勝先生はYNSAの開発者です。

ヨハネス・ビシュコ先生は、1972年3月にヨーロッパ初の鍼麻酔下手術をオーストリア、ウィーン総合病院で行いました。ビシュコ先生は1954年にオーストリア鍼協会、1972年にはルートヴィヒ・ボルツマン鍼研究所をつくり、鍼麻酔をウィーン総合病院で行い、ウィーン科学鍼灸学派を形成し、ウィーンをヨーロッパの科学的鍼灸の中心としました。

ビシュコ先生がオーストリア・ウィーンでつくったのがICMARTです。ICMARTは医師による科学的鍼灸を追求した団体で、現在の科学的鍼灸の国際的な中心の一つになっています。

 

ジョバンニ・マチオチャ先生は1945年にイタリア、ナポリに生まれ、1971年にフィアット・イギリス支社に赴任し、そこで片頭痛を治したことから中国伝統医学に興味を持ち、1971年から1974年までイギリスで中医学コースに通います。

当時は、鍼麻酔ブームが起きます。マチオチャ先生は1980年代に中国に何度も行き、南京中医薬大学を卒業し、1987年にロンドンで中医学スクールを立ち上げます。大量の古典を翻訳出版しました。

 

レオポルド・デルフェア医師は1990年にオーストリア、グラーツ医科大学を卒業し、1994年にオーストリア鍼中医学協会(OGKA)を組織し、2006年に「ヒプノアキュパンクチャー」を出版し、医療催眠と鍼の技術を組み合わせて、心身症の治療を専門とされています。

 

 

 

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