2018年9月28日『香港蘋果日報』
「若い労働者たちは憂鬱:肝鬱体質の人は秋に咳が止まらないのに注意してください」
打工仔「屈到病」 小心現肝鬱體質入秋咳唔停
以下、引用。
肝鬱体質の人では、秋になって肝鬱タイプの咳をわずらうことが診られる。
秋になって天気が涼しくなり、肝鬱の人がもし風寒および湿気にあうと、簡単に咳や感冒となる。
肝鬱型の咳嗽の人は夜咳となり、もし同時に湿気があり、日常から甘いものや肉を食べていると、咳嗽はさらに痰をともなう。
中医は臨床上で一般に疏肝解鬱には理気化痰の漢方、例えば柴胡を含む方剤、例えば小柴胡湯や柴胡疎肝湯を用いる。肝鬱の人は日常、青色の食べ物、例えば野菜、ぶどう、ブルーベリーは青色で肝に入り、清肝作用がある。行気の食べ物は肝気欝滞の予防効果があり、仏手柑、柑橘、韮、茴香などは行気に含まれる。
咳嗽は肺病が基本ですが、『素問・咳論』にもあるように五臓六腑はすべて咳を起こします。
秋は五行の金が木を相克して「金克木」の関係から咳が出ます。秋の肝鬱です。
コメント