3月24日、大阪にて花粉症の鍼灸治療セミナーを開催しました。
■午前の部:気功とハンドヒーリング、接触鍼の基礎
西洋医学と中国伝統医学における花粉症、アレルギー性鼻炎の概念の解説において、西洋医学のEBM研究であるランダム化比較試験とガイドラインに掲載された見解を紹介しました。
西洋医学と中国伝統医学における花粉症、アレルギー性鼻炎に対する鍼灸治療の効果の機序の最新研究について解説しました。翼口蓋神経節刺鍼や迎香の電気鍼など最新刺法の研究もあわせて紹介しました。
次に花粉症、アレルギー性鼻炎の弁証論治を日本と中国の最新研究をもとにお話し、休憩後、気功とハンドヒーリングの実技を行いました。現在は敏感な体質の方が多いので接触鍼などの技術が重要となりますが、その基礎となります。
■午後の部:花粉症(アレルギー性鼻炎)の経絡弁証
継続して気功を行い、五行・五色を利用したカラー・テイ鍼、八脈交会穴を使ったイオンパンピング法を参加者同士で実技しました。次に講師が参加者の方をモデルに花粉症とアレルギー性鼻炎の押し灸と熱敏灸の実技を行いました。最後に参加者の方に棒灸と押し灸の練習をしていただきました。
今回はうれしいことに質疑応答が非常に多く、このブログでも改めて掲載しますが、取り急ぎFacebookで参考文献と参考論文を補足していますのでご参照ください。
花粉症、アレルギー性鼻炎の最新研究の情報提供、及び他ではみられない技術を体験していただけたのではないかと思います。今後も各疾患の概念、EBM研究、治効機序の基礎研究、弁証論治、最新の治療法の情報の紹介は継続予定です。そして、自由にディスカッションできる場を提供していきたいと考えています。
ご参加いただいたみなさま方のおかげで、良いセミナーとなりました。
本当にありがとうございました。
次回以降のセミナー予定は以下の通りです。
今後のセミナー開催予定はホームページ、Facebook、Twitterにてご案内していますのでご参照頂ければ幸いです。
■神戸東洋医学研究会Facebook
@kobeEMF
■神戸東洋医学研究会Twitter
@kobeemf
みなさまのご参加をお待ちしています*´∀`)ノ
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