【ドイツ鍼灸】YNSA ツァイゼ・ジュース点

 

2017年8月15日『ドイチュラントフンク』
「パーキンソン病に対する鍼」
Mit Akupunktur gegen Parkinson

 

以下、引用。

10年前、ドイツの女医が新しい発見をしました。これは最初はパーキンソン病ではなく、女性ホルモンに対するツァイゼ・ジュースポイント、またはZSポイントという名前でした。問題は、このツボへの鍼が効くかどうかです。そこに刺すと、母乳の流れがすぐに止まりました。ツァイゼ・ジュースポイントはプロラクチン・ホルモンを下げることが証明されました。

 

2006年、ドイツ鍼医師会が出版する 『ドイツ鍼雑誌(DZA:Deutsche Zeitschrift für Akupunktur)』 にドロテア・ツァイゼ=ジュースという女医がZSポイントと女性ホルモン障害について発表しました。

2006年『ドイツ鍼雑誌』
「女性ホルモン障害に対して、YNSAソマトトピー部位に新しく発見された『ZSポイント』」
The ZS-point – Treatment of Female Hormone Disorders with a Newly Discovered Point in the YNSA Y-Somatotope Region
Der ZS-Punkt – Behandlung weiblicher Hormonstörungen mit einem neu entdeckten Punkt im Bereich des YNSA Y-Somatotops
D.Zeise-Süss
Deutsche Zeitschrift für Akupunktur
Volume 49, Issue 4, 2006, Pages 6, 8-9

 

以下、引用。

ZSポイントはパーキンソン病治療に登場した。パーキンソン病に対するZDポイントの効果も高プロラクチン血症への薬物ブロモクリプチンと同じように効果があった。薬物ブロモクリプチンはホルモン障害に対してもパーキンソン病の患者に対しても有効な薬物である。そして、わたしはZDポイントを同じようにパーキンソン病患者に使うことができるのではないかという結論に至った。

 

 

ブロモクリプチンはドーパミン作動薬で、高プロラクチン血症とパーキンソン病の両方に使われます。

以下、引用。

ドロテア・ツァイゼ=ジュースは70歳の長い病歴のあるパーキンソン病患者を報告している。この震えをもっている人はまったく静止することができないが、1本の鍼で震えなくなる。

新しい研究では、30人のパーキンソン病患者2グループに12週、ツァイゼ=ジュースが治療した。夜にボモクリプチン錠剤を半錠または鍼治療をした。結果として、鍼をした患者は有意に改善し、プロラクチンの数値も低下した。

プロラクチンホルモンの治療からヒントを得て、ZSポイントは明らかにドーパミンホルモンを生成させるのでパーキンソン病に効く。そして、ブロモクリプチンは循環器の問題、吐き気、副作用があるが、鍼にはこれらの問題がない。パーキンソン病患者にとって、鍼は大変、日本的なものである。

 

『ドイツ鍼雑誌』 2016年
「パーキンソン病の頭皮鍼使用:パーキンソン病患者の日常生活を強化するドーパミンおよびドーパミンアゴニストの刺激による鍼の効果」
Therapie des Morbus Parkinson mit Schädelakupunktur: Praxis-Studie zur Wirksamkeit von Akupunktur über die Anregung von Dopamin und Dopaminagonisten zur Aktivitätssteigerung von ParkinsonpatientInnen im täglichen Leben (ADAPt)
D.Zeise-Süss
Deutsche Zeitschrift für Akupunktur
Volume 59, Issue 3, 2016, Pages 15-18

 

ドロテア・ツァイゼ=ジュース先生はハイデルブルク大学医学部のあるバーデンビュルテンベルク州レンヒンゲンでYNSAを専門に開業されています。2009年、超一流出版社のエルゼビア社からYNSAの文献も出版されています。

2009年「実践のための山元式新頭鍼」
Yamamoto Neue Schädelakupunktur (YNSA) für die Praxis
Dorothea Zeise-Süss
Elsevier GmbH (5. Oktober 2009)

 

ドロテア・ツァイゼ=ジュース先生はドイツ鍼雑誌にYNSA論文を複数、発表されています。

2010年:「異なるマップにおける比較の中のYNSA:異なる病因の味覚と嗅覚障害の患者の3症例の報告」
YNSA in comparison to different MAPS: – 3 case reports about patients with gustatory and olfactory dysfunctions of different etiology
D.Zeise-Süss
Deutsche Zeitschrift für Akupunktur
Volume 53, Issue 1, 2010, Pages 28-33

ドイツの歯科医Jochen Gleditsch先生のマイクロシステムとYNSAを併用しています。

 

ドイツの歯科医Jochen Gleditsch先生は口腔鍼を開発しました。

「マイクロ鍼ツボシステムの教科書とマップ」
Lehrbuch und Atlas der MikroAkuPunktsysteme 
Jochen M. Gleditsch
KVM(15. Oktober 2007)

 

「反射ゾーンとソマトトピー体部位再現」
Reflexzonen und Somatotopien 
Jochen Gleditsch
Elsevier (4. August 2005)

英語のソマトトピー、フランス語のソマトトピィ、ドイツ語のゾマトトピックは、日本語では体部位再現(ソマトトピー)と翻訳され、脳の局所と各身体部位に点対点の対応関係があることを意味します。鍼灸のマイクロシステム(微鍼)は、このソマトトピーを利用しています。ドイツはマイクロ鍼システムが盛んです。

 

 

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