2016年5月4日
「立夏は心を養う必要がある。赤色の食べ物を食べるのが最もよい」
立夏要養心 吃紅色食物最好
五色(青・赤・黄・白・黒)で「赤色」は五行の「火」に属し、心・小腸と関連します。
例えば、コーヒーはブラジルやインドネシアなどの「南方」でとれて、季節は「夏」、色は「赤色」、味は「苦味」です。
コーヒーは経絡では心経・小腸経に入ります。
コーヒーのポリフェノールは心臓に良いと言われていますが、飲みすぎると不眠・動悸となります。コーヒーを飲むと、尿がたくさん出てお通じがよくなります。これは小腸経に入るからです。
以下、引用。
吳明珠中医師はこう言います。
「立夏は心を養うのが最も重要であり、赤色の食べ物であるナツメ、トマト、ニンジン、アズキ、グレープフルーツなどを多く食べると良い」
以上、引用終わり。
ここで紹介されている食材はどれも赤色です。
トマトは日本では江戸時代は観賞用で、明治以降に食べるようになりました。
甘味・酸味、微寒性で、帰経は脾経・胃経です。
以下の働きがあります。
1.水分を補い、イライラをとる(生津止渇)
2.食欲を高める(健胃消食)
3.肝機能をよくする(涼血平肝)
また、トマトの赤色の色素であるリコピンは心臓に良いです。
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