腰痛と腹鍼

2015年「腹鍼による椎間板性腰痛の治療」
腹针治疗椎间盘源性腰痛
张莉 秦丹霞 张细姣
《中医正骨》 2015年10期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZYZG201510019.htm


山西省の簿智雲先生の腹鍼は、1970年代に簿智雲先生が座骨神経痛患者の気海(CV6)や関元(CV4)に刺鍼して座骨神経痛が消失した経験から研究し、1992年頃に完成した新治療法です。
最初は慢性疼痛に使われ、寝違い(落枕)、肩関節周囲炎、手根管症候群、膝痛、腰痛などに使われました。

生物全息理論にもとづき、顔面が中脘、頸部が商曲から石関、肩から上肢が滑肉門から上風湿点と上風湿外点、下肢は外陵から下風湿点、下風湿下点で対応します。

論文では椎間板性腰痛に対して

気海:第2-第3腰椎(相当于第二、三腰椎)
関元:第4-第5腰椎(相当于第四、五腰椎)
気穴:第4-第5腰椎傍(相当于四、五腰椎旁)
外陵:股関節(相当于髋关节)
下風湿点(気海の外2.5寸):膝関節(相当于膝关节)
下風湿下点(石門の外3寸)」 足関節(相当于踝关节)

などを使っています。

は『灸縄』を書かれた灸専門の老中医、周楣声先生を尊敬しているのですが、周楣声先生は腰痛に臍下1寸の陰交を使われていました。

周楣声针灸治疗腰痛八法
周楣声
《针灸临床杂志》 1993年06期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZJLC199306001.htm

他にも関元は腰痛によく使われています。

1982年「関元への針刺による腰痛を主治した一例」
针刺关元穴为主治愈腰痛一例
俞虹
《南京中医学院学报》 1982年04期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-NJZY198204030.htm

2010年「関元への針刺による腰痛治療の機序の研究」
针刺关元穴治疗腰痛的机制探讨与思考
黄文娟 朱毅
《针灸临床杂志》 2010年08期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-ZJLC201008035.htm

隔姜灸“关元”穴治疗产后腰痛的临床研究
伍茂玉
《福建中医药大学》 2012年
http://cdmd.cnki.com.cn/Article/CDMD-10393-1012510332.htm

艾灸神阙、关元穴联合推拿治疗腰椎间盘突出症临床研究
张丽 郭光昕
《中医学报》 2017年09期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-HNZK201709053.htm

わたし個人は腹鍼を使っていませんが、簿智雲先生が座骨神経痛患者の気海(CV6)や関元(CV4)に刺して座骨神経痛を治したことは注目しています。

6 腰椎间盘突出症
6.2 〔腹针治疗〕
(1)处方:水分、气海、关元
(2)针刺顺序:1、水分;2、气海;3、关元
(3)针刺深浅:水分、气海、关元
6.3[辨证加减]:
急性腰椎间盘突出:人中、印堂。
陈旧性腰椎间盘突出:气穴(双)。
以腰痛为主:外陵(双)、气穴(双)、四满(双)。
合并坐骨神经痛:气旁(对侧)、外陵(患侧)、下风湿点(患侧)、下风湿下点(患侧)。

8  腰背痛
8.2 〔腹针治疗〕
(1)处方:中脘、气海、关元、大横(双)
(2)针刺顺序:1中脘、2气海、3关元、4、5大横(双)
(3)针刺深浅:中脘、气海、关元、大横(双)
8.3辨证加减: 腰背痛背痛较甚:滑肉门(双、浅)、太乙(双)、石关(双)、风湿点(双、浅)。
腰背俱痛:商曲(双)、天枢(双)。
腰背痛腰痛较甚:外陵(双)、金河(双)。寒湿性:上风湿点(双、浅)、下风湿点(双、浅)。
劳损性:商曲(双、浅)、四满(双)、气穴(双)。
肾虚性:下风湿点(双、浅)、水道(双)。

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