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ラファエル・ノジェ先生の耳鳴りの治療ゾーンとサウンドライン

2009年7月 ラファエル・ノジェ先生
「耳鳴りとその耳介療法」
Tinnitus and its treatment in auriculotherapy
http://auriculo.biz/pdf/LM_07_2009_gb.pdf


耳鳴りに対するラファエル・ノジェ先生の見解は参考になります。

以下、引用。

現在まで、耳鳴りに耳介療法を使った統計(論文)は出版されていない。

それにも関わらず、われわれは臨床において耳鳴りの治療で耳に鍼をしていることを知っている。

他の病気とは対照的に、耳に耳鳴りポイントは存在しない。

われわれが耳鳴りを治療しようとするなら、最初に電気ツボ探索機を使って、ものごとを明確にする必要がある。

その場合、セラピストはいわゆるゼロ・ポイントに鍼をするとよい。ゼロ・ポイントに鍼をすると、すぐに耳に低い電気抵抗の場所が出現する。

この新ポイントの出現によって、耳鳴りにアクションをするのが可能となる。

これらのポイントは耳垂にあり、大脳エリアに対応する。これらのポイントに半永久鍼をして、耳に数日、置鍼する。

耳鍼の効果は一定ではないが、しばしば劇的効果、あるいは緩解をアシストするかもしれない。

ほとんどのケースで耳鳴りは消えないが、患者はより楽に耐えられるようになる。特定の食品(コーヒー、茶、アルコール)が耳鳴りを爆発させることがわかっており、食事指導を処方することで鍼治療を終える。

 

ラファエル・ノジェ先生は食事に関する本を3冊も出版しています。かなり早期から食物不耐性の問題と乳製品の問題を指摘されていました。おそらく27年ほど時代に先んじています。

1994年ラファエル・ノジェ
「女性を脅かすミルク」
Ce lait qui menace les femmes
Rocher (1994/10/25)

 

1997年ラファエル・ノジェ
「隠れたアレルギーから乳房の病気まで」
Des allergies cachees aux maladies du seinSauramps Medical (October 15, 1997)

 

2003年ラファエル・ノジェ
「健康はお皿のうえにある」
Le bonheur est dans l’assiette Ambre (2003/9/2)

 

 

2009年のイタリアの研究者たちの耳鳴りの耳介療法も、非常によく似た耳穴を用いています。 

2009年
「耳鳴りの抗酸化剤と耳介鍼:症例シリーズ」
Auricular Acupuncture Plus Antioxidants in the Treatment of Subjective Tinnitus: A Case Series
Ali Muftah Shaladi, MD,1 Francesco Crestani, MD,2 and Rita Saltari, MD1 Medical AcupunctureVol. 21, No. 2
Published Online:21 May 2009
https://www.liebertpub.com/doi/pdf/10.1089/acu.2009.0662

 

 

 

 

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