中医学はＡＩと現代医学への結合の方向へ

2022年9月25日『科技日報』
「過去10年、科学技術革新は古びた中医学に現代活力を与えてきた」
十年来，科技创新让古老中医焕发现代活力

中国の院士(博士より上の学位)、中西医結合学会の会長、陳香美先生によれば、過去10年で中医学は非常に進歩した。
デジタル化、情報化、バイオテクノロジー、現代医学や現代の人工知能AIとの結合が伝統中医学には必要だと陳香美先生は述べる。ビッグデータが中医学の臨床を精密化するとのことだ。

陳香美先生の経歴は以下の通りです。

1973年　西洋医学のべチューン医科大学に入学して西洋医師となる。
1986年　日本の北里大学で腎臓病で博士号を取得。
1987年　ポスドクとして順天堂大学で免疫の研究を行う。
1995年　中国・人民解放軍の医師として腎臓病の主任となる。
2017年　中国共産党・中央軍事委員会から第1等級の功績を与えられる。
2020年　中国・成都中医薬大学、中西医結合医院の院長に就任。

西洋医学の軍医が主な経歴となります。

中医学はデジタル化、IT化、バイオテクノロジーやAIと結合し、ビッグデータを利用していく方向性のようです。