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棒灸の温度

写真の説明はありません。

2022年2月16日
「温灸中の温度分布の数値シュミレーション」
Numerical Simulation of Temperature Distribution during Mild Moxibustion
Honghua Liu et al.
Evid Based Complement Alternat Med. 2022;
Published online 2022 Jun 16.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9225914/

 

以下、引用。

灸熱が46℃から48℃で患者は灸熱の不快感やダメージを最小化できる。棒灸の距離は皮膚から2センチから3センチで治療効果が達成され、皮膚では45℃刺激、筋肉では42.5℃刺激で鎮痛効果が発生する。

棒灸は熱敏灸としてよく使いますが、「灸技術の中で最も基本が問われる」とよく言っています。棒灸は500℃から600℃あるので、どれくらい皮膚変化が起きれば刺激を終わるかが技術的に一番難しいところだと思います。

また、皮膚表面だけの刺激となるので、深部の硬結にどのように対応するのかがもう一つの問題となります。

 

2016年「棒灸の温度特性- 燃焼部からの距離と加温範囲の検討 -」
和田 恒彦, 全 英美, 宮本 俊和
日本東洋医学系物理療法学会誌2016 年 41 巻 2 号 p. 51-56

 

2017年「間接灸の温度特性- 台座灸、温筒灸、棒灸の比較 -」
和田 恒彦, 全 英美, 宮本 俊和
日本東洋医学系物理療法学会誌2017 年 42 巻 2 号 p. 65-71
「透熱灸の温度と燃焼時間 艾しゅの密度および高さの影響」
山下 仁, 江川 雅人
全日本鍼灸学会雑誌
1995 年 45 巻 3 号 p. 203-207

 

 

 

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