骨盤底障害

2022年12月2日　『現代産科婦人科ジャーナル(Contemporary OB/GYN Journal)』
「鍼は骨盤底障害に効果的か」
Acupuncture for pelvic floor disorders: Is it effective?

以下、引用。

ジェニファー・H・ファンはアメリカ婦人科腹腔鏡学会のコロラド州で開かれた第51回会議において、骨盤底障害の文献レビューを発表した。

2つの研究は骨盤底障害についてのトピックを含み、1つはランダム化比較試験、もう一つは臨床試験で、ファンは鍼が顕著に症状を減少させることを発見した。

2022年「骨盤底障害の鍼：文献レビュー」
Acupuncture for Pelvic Floor Disorders: A Literature Review
J.H. Fang et al.
Journal of Minimally Invasive Gynecology
VOLUME 29, ISSUE 11, SUPPLEMENT , S94, NOVEMBER 01, 2022

症状には骨盤痛、圧迫感、性交痛、尿失禁、過活動膀胱、不完全な排便、便秘、筋筋膜性骨盤痛、骨盤臓器脱などがあります。

骨盤底障害について、もっとも詳しいのは以下です。

2022年7月27日『スタットパールス』
「骨盤底障害(PFD)」
Pelvic Floor Dysfunction
W R. Grimes; Michael Stratton.
Last Update: June 27, 2022.

骨盤底障害について勉強している際、閉経関連尿路性器症候群(GSМ)の存在をはじめて知りました。2014年に国際女性性機能学会と米国更年期学会において提唱された閉経後の女性ホルモン低下に伴う外陰部・膣の萎縮変化、およびそれに伴う身体症状です。

2020年
「更年期関連尿路性器症候群：最新データのオーバービュー」
The Genitourinary Syndrome of Menopause: An Overview of the Recent Data
Kyveli Angelou et al.
Cureus. 2020 Apr; 12(4): e7586.
Published online 2020 Apr 8.