MENU

経穴診・切経

写真の説明はありません。

 

2022年12月22日『韓医新聞』
「下編:経穴診、切経」
下편. 경혈진 절경

韓国、尚志大学校のユ・ジュンサン先生の論文です。

 

以下、引用。

日本の北辰会では虚の状態4つと実の状態4つを提示した。

現在まで、韓国国内では主に手首での脈診や症状を通じた弁証を通じて問題の経絡を探す方法を使っていたが、このような内容(日本の切診)を参考に国内でも問題の経絡を求める様々な方法が試みられることを期待している。

 

2021年「経絡経穴を応用した切経方法の考察」
ユ・ジュンサン著
경락경혈안진법을 적용한 절경방법론에 대한 고찰
『韓国東洋医学診断雑誌』 2021;25(1):72-87

 

この論文記事の上篇では、経脈診として経脈の軽擦や圧迫も紹介されており、井穴の反応で異常経脈を発見する方法なども分析されていました。

注目は岡部素道先生が提唱された撮診が切診の方法の一つとして書かれていたことです。

これは経脈を親指と人差し指でつまむ切診法で、虚証、特に戸ヶ崎正男先生の提唱したⅣ型の反応をみつけるのに優れていると思います。

韓国での切診の今後の研究発展は要注目だと思います。

 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次