「灸:この東洋を起源とする治療法は何ですか、また何のためですか?」
Moxa, cos’è e a cosa serve questo trattamento di origine orientale
以下、引用。
モグサとお灸:
モグサはお灸(moxibustione)に使うもので、日本語の「燃え」と「草」を意味する。
イタリア語のお灸、Moxibustioneの響きが格好いい!
艾は日本語の「燃え」と「草」が語源であり、日本からオランダ経由でヨーロッパに伝わりました。
標準中国語の「灸(jiǔ:ヂォウ)」や広東語の「灸(gau3:ガウ)」、標準中国語の「艾(ài:アイ)」、広東語の「艾(ngaai6:ンガーイ)」と音が全然違います。
日本語の艾柱(がいしゅ)の「艾」は広東語に近いです。
鹿児島県では灸のことを「えつ」、長崎県・五島列島では「やっ」、沖縄県では「やーちゅー」、熊本県では「えーと」、大阪では「やいと」と発音します。
鍼も、オランダのテン・ライネが「針(acus)」と「刺すこと(punctura)」という言葉から造語した「Acupunctura」をヨーロッパに紹介し、スペイン語のAcupunctura(アクプンツーラ)、イタリア語のAgopuntura(アゴプンツーラ)、ドイツ語のAkupunktur(アクプンクツーア)、フランス語の Acupuncture (アキュポンクチュール)、英語のAcupuncture(アキュパンクチャー)となりました。
春に湿気によってからだが重くなる症状のことを、 広東語では「春困(チュンクワン)」と言うそうです。香港は湿気が強いので春に身体がだるく、胃腸の症状も出やすいそうです。
標準中国語では「春困(チゥン・クゥン)」です。
韓国語にも春の倦怠感を表現する「춘곤증 (チュンゴン :春困)」という表現があるそうです。
全部同じ漢字なので、なんだか似ています。
コメント