子宮内膜症の鍼治療

 

 

2017年5月2日。ミラノ大学の研究。
「子宮内膜症のセルフマネージメントと精神医学・性科学的介入:戦略・結果・臨床ケアの統合」
Self-management and psychological-sexological interventions in patients with endometriosis: strategies, outcomes, and integration into clinical care.
Buggio L et al.
Int J Womens Health. 2017 May 2;9:281-293.

 

文句なしに素晴らしい論文です。
特に子宮内膜症と食事との関連の部分が素晴らしいです。
DHAやEPAと子宮内膜症の関連は可能性があると思います。マッサージも2010年のイランの研究があり、マッサージは子宮内膜症による生理痛を減少させました。

鍼については以下です。
以下、引用。

(スウェーデンの)ルンドとルンドベルクは子宮内膜症に関連した骨盤痛への鍼の効果を要約してメタ分析をおこなった。

 

2016年3月24日、スウェーデンのカロリンスカ研究所の有名な鍼の科学的研究者トーマス・ルンドベルクとアイリーン・ルンドの最新研究が『ジャーナル・オブ・ペイン・リサーチ』に掲載されました。

「鍼は、子宮内膜症の痛みに効果があるの?」
Is acupuncture effective in the treatment of pain in endometriosis?
Iréne Lund, Thomas Lundeberg
Journal of Pain Research
24 March 2016 Volume 2016:9 Pages 157—165

以下、ミラノ大学の論文より引用。

ウェインたちはまた、子宮内膜症のある青年期女性のみを対象とした。
この研究では著者たちは特に中医学とは異なり、小さな鍼を浅く刺す日本式鍼スタイルを行い、それは侵襲度が低く青年期に受け入れやすかった。
全ての研究において鍼は痛みの強度について有効な効果があった。

 

 

2008年10月のハーバード大学の論文。
「青年期と若い女性の子宮内膜症関連の骨盤痛に対する日本式鍼:ランダム化比較試験の結果」
Japanese-style acupuncture for endometriosis-related pelvic pain in adolescents and young women: results of a randomized sham-controlled trial.
J Pediatr Adolesc Gynecol. 2008 Oct;21(5):247-57.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18794019

ここに書かれている「日本式鍼」は私が尊敬する間中喜雄先生のスタイルです。

 

2017年10月27日、中国・天津市からもシステマティックレビューが発表されました。

2017年10月27日発表
「子宮内膜症関連の疼痛治療の鍼の効果:システマティックレビューとメタアナリシス」
Effects of acupuncture for the treatment of endometriosis-related pain: A systematic review and meta-analysis
Xu Y, et al.
PLoS One. 2017.

以下、引用。

結論:子宮内膜症関連の疼痛の鍼治療のランダム化二重盲検比較試験はほとんどない。それにも関わらず、現在の文献は鍼が疼痛を減らし、血清CA125レベルを減らすことを示唆している。

 

 

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