2018年8月28日
「秋に悲しい感じが何故、引き起こされるの?悲しい秋の感覚への3つの対応策」
为什么秋季易引发伤感?三招走出”悲秋”情绪
以下、引用。
秋に悲しい気分になるのは人体の生理に原因がある。現代医学の研究が証明しているとおり、脳の奥には松果体がありメラトニンを分泌している。
古代中国の木・火・土・金・水の五行学説によれば、五臓の肺は金に属し、七情の悲しみも金に属し、四季の秋は金に属する。
松果体からはメラトニンが分泌され、概日リズムをつくっています。
2016年『精神医学的人類学』
「光周期の季節変動が大きい北極圏でのメラトニンとコルチゾールの年間光暴露と年内変動」
Annual variation in daily light exposure and circadian change of melatonin and cortisol concentrations at a northern latitude with large seasonal differences in photoperiod length
季節性感情障害との関連が指摘されているメラトニンは冬に最大となります。秋ぐらいから増え始めるようです。
松果体は生物進化論的にものすごく面白いです。ヘビやトカゲを含む有鱗目では百会に頭頂眼があります。この頭頂部にある目が光を感じていたのですが、進化して脳の奥に収まったのが哺乳類の松果体だそうです。
五種類の人は「秋の季節の抑うつ」を警戒しましょう。
5类人警惕“秋季抑郁”!
性格が内向的な人やサラリーマン、更年期の女性、ライフイベントがあった人、オフィスワーカーが5種類の人のようです。
以下、引用。
『黄帝内経』では肝の志は怒り、心の志は喜び、脾の志は思う、肺の志は憂い、腎の志は恐れとしている。
秋は悲しみを忌む。悲しみと憂いは秋に属するが、多いに忌むべきである。
五志は怒・喜・思・憂・恐です。
七情は怒・喜・思・悲・憂・恐・驚です。
「怒れば気上がる」で肝陽が上昇します。
「喜べば気緩む」で喜ぶと血管は緩み、気はなごやかに流れます。
「思えば気結ぼれる」で思いすぎるとお腹の気は流れなくなり、「思えば脾を傷つける」となります。
「悲しめば気消える」です。奥さんを亡くした旦那さんは悲しみで免疫力が低下して気虚となり、早死にします。
「恐れれば気下る」で恐怖では動物でも失禁したりします。
「驚けば気乱れる」で驚いたら爆弾が近くに落ちたシェルショックのように気は乱れて震えます。
憂うつで絶望すると意気消沈します。やる気がなくなり、気が消えて下に沈みます。
秋分を過ぎると急激に冷えて、気が下に降ります。
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