『運気学説』

 

 

任応秋著、『運気学説』です。1959年に書かれて1960年に上海科学技術出版社から出版されています。

任応秋先生こそが弁証論治を創った人物です。任応秋先生は1959年から北京中医学院で次々と学術的著作を著しましたが1966年からの文化大革命で「反動学術権威」の帽子をかぶせられ、紅衛兵には「24匹の牛鬼蛇神」のトップとして批判されたと北京中医薬大学のホームページに書かれています。

 

1950年代から1960年代の任応秋先生や陸痩燕先生の中医学は、運気論や子午流注などかなりハードな中国伝統医学です。

 

2019年は己亥(つちのと・い)の歳です。己は足太陰脾経、亥は手少陽三焦経となります。これは間違いなく胃腸病の年になりそうです。

 

五運六気学説では土運不及、厥陰風木司天、少陽相火在泉となります。

 

初の気:主気は「厥陰風木」で、客気は「陽明燥金」
二の気:主気は「少陰君火」で、客気は「太陽寒水」
三の気:主気は「少陽相火」で、客気は「厥陰風木」
四の気:主気は「太陰湿土」で、客気は「少陰君火」
五の気:主気は「陽明燥金」で、客気は「太陰湿土」
終の気:主気は「太陽寒水」で、客気は「少陽相火」
になります。

 

土運不及はイコール木運太過なので木運太過と厥陰風木が重なります。木克土の年となります。风化三、湿化五、火化七なので風湿熱です。

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次