火鍼

 

2019年4月15日
「賀普仁氏の火鍼を伝承して、鍼灸の治療法を刷新する」
传承贺氏火针 创新针灸治疗之路

 

北京中医医院針灸科の程海英先生の記事です。程海英先生は国医大師、賀普仁教授の継承者、
賀氏火鍼優秀伝承者であり、北京三通法研究会理事長です。

 

火鍼は『霊枢』で焠刺、燔と表現されています。火鍼は『霊枢』経筋の圧痛点を刺す経筋病の治療というイメージがあります。確かに火鍼は通絡の作用が強いですが、個人的にはあの感覚は好きではなく、神経を損傷するリスクを考えてしまいます。使っていませんが、浅く、皮膚にチョンチョンで皮膚疾患に適応というのが現実的かと思います。

 

「火鍼による皮膚病治療の臨床応用の概要」
火针治疗皮肤病的临床应用概况
熊蓉 谌莉媚 张荣海
《实用中西医结合临床》 2017年04期
http://www.cnki.com.cn/Article/CJFDTOTAL-SZXL201704101.htm
http://www.syzxyjhlc.com/ch/reader/create_pdf.aspx…

扱っているのは帯状泡疹、尋常性座瘡(にきび)、湿疹、神経皮膚炎、単純性苔癬、結節性痒疹、皮膚掻痒症、扁平疣贅、白癜風(尋常性白斑)、乾癬です。

皮膚病は熱証が多い印象がありますが、昔から火鍼が使われているのが不思議です。

以下の嶺南火鍼療法の動画は、北京の賀普仁先生とはまったく別系統の伝承されてきた火鍼です。さまざまな火鍼のテクニックをみることができます。

岭南火针疗法
https://v.qq.com/x/page/v0388vkef8r.html

 

 

 

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