腕踝針療法:上一穴

腕踝鍼を創った上海の中国人民解放軍第二軍医大学の軍医、張心曙先生は、文化大革命前の1966年頃に精神神経科病院の患者たちに対して電気鍼を行い、1967年頃には耳針をおこない、さらに1972年頃に合谷や内関(PC6)、外関(TE5)などの絡穴を使うようになり、1975年に腕踝鍼と名づけ、1978年に出版されたという歴史があります。

「上一穴」は手関節横紋から二横指の陥凹部で、尺側手根屈筋腱と尺骨の間にあります。
主治は、横隔膜より上の「一区」の領域です。

主治:前额痛、眼病、鼻病、面神经瘫痪、前牙肿痛、咳喘、胃脘痛、心悸、失眠、癫痫

「上一穴」は、腕踝針療法で最も使われるツボです。

 

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