2000年代に吉永進一教授が京都の静坐社を訪れました。
2007年に雑誌『静坐』の発行は終わります。
2010年に主催者の小林みどりさんは静坐社の看板をおろすことを吉永進一先生に伝えます。
栗田英彦先生とともに吉永進一先生は静坐社を再訪されます。
静坐社の膨大な資料は国際日本文化研究センターに寄贈されました。
「国際日本文化研究センター所蔵静坐社資料 : 解説と目録」
栗田英彦
日本研究 47, 239-267, 2013-03
(オープンアクセス)
「霊動をめぐるポリティクス : 大正期日本の霊概念と身体」
栗田英彦
『東北アジア研究センター報告, 8号ー身体的実践としてのシャマニズムー』2013年
(オープンアクセス)
この論文は画期的で、太霊道の霊動や岡田式静坐法の振動を論じました。これは野口整体の活元運動につながる流れです。
栗田英彦先生の博士論文であり、これで岡田式静坐法の文化的影響の全体像が初めて理解できてきました。
2016年の静坐社の社屋の解体直前に吉開菜央さんが映画『静坐社』を撮影しました。
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