2021年8月27日 『CBC(カナダ放送協会)』
「モデルナのCOVID19ワクチンは12歳から17歳で承認された」
Moderna’s COVID-19 vaccine approved for 12- to 17-year-olds in Canada
以下、引用。
カナダ公衆衛生当局は、金曜日、モデルナワクチンを若年者に使用することを承認した。科学的なエビデンスの独立レビューによって、カナダ政府は12歳から17歳のCovid19予防においてワクチンは安全で効果的であると承認した。
2021年年8月20日の『ワシントンポスト』で「若年者のモデルナワクチンは普通でない副反応と関連がある可能性がある(U.S. review of possible link between Moderna vaccine and uncommon side effect delays adolescent approval)」という記事が出ましたが、結果的にカナダ政府は若年者モデルナ・ワクチンを承認しました。
データ全体を俯瞰すると、モデルナ・ワクチンやファイザー・ワクチンによって心筋炎になるリスクと、COVID19に感染してロング・コビット後遺症で心筋炎になるリスクはかなり異なります。
新型コロナウイルスに感染すると、予想以上に後遺症で心筋炎になるリスクは高いです。
2021年8月28日『「もはやコロナではない別の病原体」医師の父から我が子へ、デルタ株の恐ろしさ伝えるメッセージ 愛知』
10から20代の人がコロナワクチン打つと、男の子の場合で100万分の40、女の子の場合で100万分の4の確率で副反応としての心筋炎になっちゃう。それは心配だけど、コロナに感染したら100万分の20000の確率で心筋炎になっちゃう。
これはわかりやすい説明です。
2021年5月27日『アメリカ医師会雑誌』
「最近のコビット感染のある競技選手における臨床的および無症候性心筋炎の有病率」
Prevalence of Clinical and Subclinical Myocarditis in Competitive Athletes With Recent SARS-CoV-2 Infection
Results From the Big Ten COVID-19 Cardiac Registry
Curt J. Daniels,
JAMA Cardiol. Published online May 27, 2021.
上記のJAMA論文では、1597人中の37人で2.3%です。つまり、100万人中の2万人です。
あとは異物混入などの品質管理・製造工程の問題をどのようにとらえるかです。個別で判断する以外にない、難しい問題だと思いました。
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