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馬王堆医書の十一経脈から『霊枢』の十二経脈へ

 

 
2021年10月『中国針灸』
「漢代の十一経脈が十二経脈に至った伝変の解剖学的根拠」
汉代十一脉到十二脉转变的解剖依据
李永明
《中国针灸》 2021年10期
 
 
アメリカ中医学会の会長である李永明先生の論文です。
 
 
2020年9月「古代中国解剖学の隠されたもの」
Hiding in Plain Sight-ancient Chinese anatomy
Vivien Shaw et al.
Anat Rec (Hoboken)
First published: 01 September 2020
 
 
馬王堆医書の十一脈は、『霊枢』で十二経脈となります。
イギリスで25年の経歴がある鍼灸師であるヴィヴィエン・ショウ先生は、馬王堆医書を分析し、「陰脈は動脉であり、陽脈は神経である」という仮説を出し、後で正中動脈・正中神経を発見して、手厥陰心包経を創ったという学説を提唱しています。
 
 
ヴィヴィエン・ショウ先生は、1986年にキングス・カレッジ・オブ・ロンドンで哲学を専攻し、1992年にイギリスの鍼灸学校でディプロマを取得し、開業します。
2011年からオックスフォード大学の解剖部門に所属しつつ、鍼灸を行います。
2017年から2020年は大学で解剖学の講師を務めています。
 
 
 
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