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2013年の江西省の熱敏灸研究と骨折後の腫張
2013年の熱敏灸研究で目立つのは骨折後の腫張への熱敏灸です。 2013年《江西中医药》「腧穴熱敏灸による足関節骨折後手術後腫張50例」 腧穴热敏灸治疗踝关节骨折术后肿胀50例 肖红云 胡建华 钟发明 《江西中医药》 2013年04期 2013年... -
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阿是穴への押し灸
2017年『中国中医急症』 「肩甲挙筋損傷の疼痛への押し灸の効果観察」 压灸点穴治疗肩胛提肌损伤疼痛疗效观察 邓启龙 吴耀持 陈辉 马光兴 《中国中医急症》 2017年07期 中国の灸の論文において、やっと最近になって空理空論ではなく「これは... -
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2012年の江西省の熱敏灸研究
2012年の『江西中医薬』の熱敏灸論文は7本でした。同年の『江西中医薬大学学報』は3本で、合計10本になります。 2012年の『江西中医薬』 の熱敏灸論文の特徴は尋麻疹を治療していることです。 2012年7月江西省「熱敏灸による血虚... -
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【大阪】膝関節痛の鍼灸治療セミナーを開催しました
8月25日、大阪にて膝関節痛の鍼灸治療セミナーを開催しました。 午前中は膝の解剖、鍼灸不適応疾患、鍼灸の膝痛EBMを解説しました。次に、膝痛に関する耳鍼、頭皮鍼、手鍼について話しました。膝痛の耳鍼に関して、参加者のC先生から膝に鍼... -
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承淡安先生の日本滞在記録の論文
2012年『中国針灸』発表 「承淡安が日本に遊学した経緯」 承淡安游学日本经过 夏有兵 张建斌 周俊兵 葛善为 《中国针灸》 2012年01期 この論文にも書かれているように、1822年に清政府は太医院での針灸を永久に廃止し、中国針灸は凋落の一... -
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広東省の熱敏灸
広東省、広州中医薬大学の『広州中医薬大学学報』です。 広州には華僑の最高学府といわれる曁南大学中医学院もあります。広州には国医太師の鄧鉄涛先生がいたように、学術レベルはものすごく高いです。 広州の鍼灸といえば、靳三针の広州中... -
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【BOOK】「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活
『「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活』 鈴木 猛夫 藤原書店 (2003/2/1) 著者の鈴木猛夫先生は、長年、日本式食養生を研究されてきた方であり、哲学があります。日本における「食」の問題を考える際に、これほど重要な本はありません。日本の... -
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米軍携帯食「Dレーション」からアンケル・キーズの「Kレーション」まで
『戦争がつくった現代の食卓-軍と加工食品の知られざる関係』 Combat-Ready Kitchen: How the U.S. Military Shapes the Way You Eat (「いかにして軍は我々が食べるものを形作ったか?」原著2015年) アナスタシア・マークス・デ・サルガ... -
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暑証の理論:張介賓『景岳全書』
明代、張介賓著『景岳全書』の暑証に関する論述です。 「暑気中(あた)り」という日本語は中国伝統医学の「中暑」が語源になっています。「暑気に中(あた)る」と「中暑」となります。中暑には陽暑(熱中症)と陰暑(夏バテ)があります。... -
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秋の「少辛多酸」問題
2019年8月8日『新浪新聞中心』 今天立秋啦 貼秋膘為時尚早 少辛多酸先調調 立秋は肺の季節のスタートです。この時期に冷房で冷やし過ぎると鼻水、喉の痛み、咳などが出始めます。肺病となります。 秋は肺の季節なので辛味を減らし酸...