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中西医結合の活血化瘀研究
2018年12月19日 「中国の学者が『心気虚血瘀』と補気活血の処方の中薬の作用機序を提示した」 我学者揭示心气虚血瘀和补气活血复方中药作用机理 芪参益气滴丸は黄芪、丹参、三七などの活血薬が成分の中成薬です。 論文の著者である北京大学... -
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咳止めシロップ、蜜煉川貝枇杷膏と葉天士
2018年2月27日『アジアワン』 「中国の咳止めシロップの「蜜煉川貝枇杷膏(ニンジョムペイパコア)」はインフルエンザがアウトブレイクするニューヨークで人気になっている」 Chinese cough syrup Nin Jiom Pei Pa Koa gains popularity ami... -
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臓腑弁証の脾不統血証の歴史
脾不統血証は世界保健機構(WHO)のICD-11では「Spleen failing to control the blood pattern (脾臓が血をコントロールできないパターン)」です。 慢性の出血、皮膚に赤や紫の斑点ができて出血したり、女性でシミとなり、血色が悪く、無気力... -
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【医道の日本 6月号】七堂利幸先生の「2019年版『針が効く疾患・症状』」
『医道の日本2019年6月号(内外から見た鍼灸の強みと課題)』6月号は熟読しました。 七堂利幸先生の「2019年版『針が効く疾患・症状』」が1番、読み応えがありました。 プロとして、これは最低限、知っておいた方が良い現状報告です。 ... -
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弁証論治研究:『秦伯未医学名著全書』
秦伯未『秦伯未医学名著全書』 中医古籍出版社2003年1月 北京の王府井の書店で買いました。秦伯未先生の日本語訳『中医入門(たにぐち書店1991年)』や『中医臨床備用(医歯薬出版1989年)』は真の名著であり、もちろん2003年『秦... -
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WHO ICD-11の六経弁証
世界保健機構(WHO)、ICD-11の弁証論治では、六経弁証はSix stage patterns(シックス・ステージ・パターン)と表現されています。 (1)太陽病 英語ではEarly yang stage patternと表現されています。風邪の初期です。 このパターンは、発熱、... -
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肝気欝結証
世界保健機構(WHO)のICDー11の弁証論治では、肝臓の臓腑弁証は以下のようになっています。 (1)肝陰虚 (2)肝陽虚 (3)肝陽上亢 (4)肝気虚 (5)肝血虚 (6)肝鬱血瘀証 (7)肝風内動 (8)肝気欝結 (9)肝火上炎 (10)肝陽化風 (11)肝胆湿熱 (... -
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胆腑の臓腑弁証
世界保健機構(WHO)のICDー11の弁証論治では、胆腑の臓腑弁証は以下のようになっています。 (1)胆気虚 (2)胆鬱痰擾 (3)胆熱 (4)胆寒 (1)胆気虚 パニックになりやすく、疑いぶかく、落ち込みやすく、泣いたり悲しんだりし... -
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「弁証論治」の語源
2016年 上海中医薬大学と上海市鍼灸経絡研究所の論文 「『弁証論治』ということばの語源を考える」 “辨证论治”词语源流考 刘佳缘,王宇,陈艳焦,杨永清 上海中医薬雑誌 2016年第 50卷第 6期 「弁証論治」「弁証施治」という... -
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曲直瀬道三の察病弁治
「曲直瀬道三の察証弁治 ―泌尿器疾患を中心に」 熊野 弘子 『関西大学東西学術研究所紀要』 49, 495-513, 2016-04-01 日本の安土桃山時代の曲直瀬道三は『啓迪集(けいてきしゅう)』で弁証論治ならぬ察病弁治によって針灸治療をおこな...