10月21日、神戸で気功セミナーを開催しました。
まずハンドヒーリングを行い、法老功を行いました。
次に合掌行法で手の感受性を高めます。テイ鍼で得気して捻転、堤挿、開闔、迎随補瀉を体験しました。
この「手の下感」は体験しないと理解できないと思いますが、参加者の皆さんが体感できたようで良かったです。
休憩時間には毫鍼での盤法の補瀉などをデモンストレーションしました。
最後に五行の角微宮商羽に対応した木火土金水の音楽CDをジャンケンでご希望の方にお渡ししました。楽しんでいただいたようで良かったです。
ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。
今回私がお見せした盤法(ばんぽう)の手技が含まれる鍼の複式手法、赤鳳迎源(せきほうげいげん)がこちらで見れます。
まず、天・人・地の地まで刺入し、次に浅い天部まで鍼を抜き、盤法し、飛法します。絡の気血を通す手法です。慢性の痛みに使われています。
たぶん飛法が特徴で「赤鳳」とか「フェニックスの羽ばたき」と名前がついたのだと思います。私個人は今日お見せしたように無痛で盤法できますし、飛法もできます。しかし、現状の中身のない盤法、飛法は日本で使えないと感じています。
明代、徐鳳著、『鍼灸大全』の金鍼賦(きんしんふ)の飛経走気法として、青竜はい尾、赤鳳迎源、白虎揺頭、蒼亀探穴などの手技があります。
赤鳳迎源は鳳凰展翅とも言います。「フェニックスのはばたき」という意味です。兵庫県のゆるキャラ、はばタンのイメージです。
気功セミナーについて、次回は11月18日に開催を予定しています。
神戸で毎月開催している気功を中心としたセミナーは講師多忙のため年内で一時休止し、来年1月以降は大阪のセミナーを中心に行う予定です。
鍼灸の技術上達のための気功の基礎習得をテーマにしているので私としても続けたいのですが、まだ11月、12月と2回行いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
また、直近では10月28日に大阪で五行穴治療・灸治療セミナー開催を予定しています。
前半は五行穴を使った治療法で、気や経絡、五行をより理解するために微細なエネルギーの使い方を学びます。後半は体幹部への取穴のコツ、押し灸、棒灸、温灸などの灸治療法を行います。
今回のプレゼント企画を喜んで頂けたようなので、また、なにかお持ちできればと考えています。
その他のセミナー予定はHPにてご案内していますのでご参照頂ければ幸いです。
みなさまのご参加をお待ちしています*´∀`)ノ
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