気功の安全性のシステマティックレビュー

 

「気功の安全性:システマティックレビューのオーバービューのためのプロトコル」
Safety of Qigong: Protocol for an overview of systematic reviews
Medicine: November 2018 – Volume 97 – Issue 44 – p e13042
doi: 10.1097/MD.0000000000013042

 

以下、引用。

気功および関連した気功治療では、ふつうは気功の専門家によって行われる。しかしながら、インターベンションの種類によっては危険性がないとは言えない。有害事象として頭の膨張感、動機、呼吸促迫、心気症、筋肉のこわばりや痛み、会陰や肛門から気が漏れる感覚、気の障害により絶え間なく体や四肢の動く現象、神経衰弱、感情障害、幻覚、パラノイアが文献で報告されている。気功および関連した気功治療では精神病、特に深刻な統合失調症、躁うつ病、強迫性障害といった精神病患者では「偏差」と呼ばれる望ましくない有害反応があらわれる。

精神病でない人々とは反対に人格障害や奇行、非合理思考の人々は、気功および関連療法に適しておらず、気功偏差を引き起こす引き金トリガーである。

 

私見ですが、気功によって起こる有害事象、およびその治療法、有害事象を起こすハイリスク・グループに関する科学的知識は絶対に必要です。

気功では偏差や走火入魔と言われる状態があります。

禅仏教では魔境や禅病、チベット仏教ではニヤムスと呼ばれる体の痛みや感情障害や幻覚をともなう瞑想の副作用が知られています。

もちろん、予防や治療に関する古典文献も存在します。

 

神戸東洋医学研究会の気功セミナーで、

気功には「偏差」と呼ばれる副作用があります。「偏差」の予防のために、精神疾患の既往歴がある方は受講をお断りさせていただきます。

という一文があるのには理由があります。

気功そのものは素晴らしいもので、鍼灸の上達にとても役に立ちます。

 

 

 

 

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