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早期卵巣不全

2021年1月4日『生命時報』
「房繄恭:鍼灸を用いて卵巣機能を呼び覚ます」
房繄恭:用针灸“唤醒”卵巢功能

 

中国中医科学院針灸科主任医師の房繄恭教授は、早期卵巣不全の鍼灸治療の専門家として、調経促孕十三鍼を用いています。

 

1970年代には中国人口の1~2パーセントだった不妊の人口が、現在、12パーセントから18パーセントで、30年で10倍になっていることに驚きました。だいたい5人に1人が不妊症となります。

調経促孕十三鍼でFSHのレベルが下がり、エストロゲンのレベルが上がったと書いていますが、これは疑問に思います。

 

早期卵巣不全については、西洋医学では以下のレビューが秀逸です。

2018年9月30日ワルシャワ医科大学
「早期卵巣不全:病因病理学・疫学・診断評価」
Premature ovarian insufficiency – aetiopathology, epidemiology, and diagnostic evaluation
Ewa Rudnicka,et al.
Prz Menopauzalny. 2018 Sep; 17(3): 105–108.
Published online 2018 Sep 30

 

2020年「早期卵巣不全の鍼:システマティックレビューとメタアナリシス」
Acupuncture for premature ovarian insufficiency: a systematic review and meta-analysis
Ya-qian Yi et al.
Journal of Acupuncture and Tuina Science volume 18, pages24–32 (2020)

 

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