2021年10月13日
「2011年ー2020年のうつ病の鍼治療のトレンド:ビブリオメトリック計量書誌学分析」
Trends of Acupuncture Therapy on Depression From 2011 to 2020: A Bibliometric Analysis
Hongchun Xiang
Front Psychol. 2021; 12: 721872.
Published online 2021 Oct 13.
以下、引用。
最も論文の出版数が多いのは中国だった。次はアメリカ、韓国、イギリス、オーストラリアがうつ病の鍼を研究していた。
1位中国 406
2位アメリカ248
3位韓国 95
4位イギリス(UK)52
5位オーストラリア50
6位ドイツ48
7位台湾40
8位ブラジル35
9位カナダ34
10位オランダ18
付け加えるなら、労力行は論文の中心性では2位だった。彼は香港大学の中医学部の出身である。彼のシステマティックレビュー論文では、鍼と西洋医学の薬物療法を併用したほうが薬物療法単独よりも、睡眠の質を改善するのにより効果があることを示した。
労力行のアプローチは現実的だと思います。
労力行は中国生まれで、1978-1983に上海中医薬大学を卒業して鍼灸を専攻、1988-1992に米国メリーランド大学医学部に留学し、生理学の博士を取得します。
1990年にメリーランド州で鍼灸の資格を取得します。
2007年から2013年にメリーランド大学医学部で教授を務めました。不眠の研究を多数、発表しています。
2019年4月20日労力行
『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』
「うつに関連した不眠の電気鍼治療の効果と安全性」
Efficacy and safety of electroacupuncture on treating depression-related insomnia
Lixing Lao et al.
BMJ Open. 2019; 9(4): e021484.
Published online 2019 Apr 20.
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