明代、徐鳳著『鍼灸大全』の「金鍼賦」の「飛経走気」法として「青竜はい尾」「赤鳳迎源」「白虎揺頭」「蒼亀探穴」などの手技があります。
赤鳳迎源は別名、鳳凰展翅(ほうおうてんし)とも言います。「フェニックスのはばたき」という意味です。
『鍼灸大成』
「四曰赤凤迎源,展翅之仪,入针至地,提针至天,候针自摇,复进其原,上下左右,四围飞旋,病在上吸而退之,病在下呼而进之。」
明代、徐鳳著『鍼灸大全』の「金鍼賦」の「飛経走気」法として「青竜はい尾」 です。
同じく「金鍼賦」の「飛経走気」法として「蒼亀探穴」 です。
以前、気功セミナーで私がお見せした「盤法」の手技が含まれる鍼の複式手法「赤鳳迎源」です。
まず、天・人・地の地まで刺入し、次に浅い天部まで鍼を抜き、盤法し、飛法します。絡の気血を通す手法です。慢性の痛みに使われています。
おそらく飛法が特徴で、「赤鳳」や「フェニックスの羽ばたき」という名前がついたのだと思います。無痛で盤法も飛法もできますが、現状の中身のない盤法、飛法は日本では使えないと感じています。
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