11月25日、大阪にて八脈交会穴・灸治療セミナーを開催しました。
ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。
午前中はイオンパンピング療法の基本と間中喜雄先生からの進化の歴史を解説しました。
次に中島直胤先生の初期の論文を読み、講師が参加者の方にイオンパンピング療法をデモンストレーション治療しました。証を決めて、イオンパンピングコードで鍼をつなぎます。デモンストレーションはたまたま、全部が成功して良かったです。
午後からは中島直胤先生の中期のまとめの論文を読み、その後は参加者同士でイオンパンピング鍼の実技を行いました。
私はアドバイスをするだけで、基本的には参加者の方々がお互いに治療穴を決め、鍼を刺してイオンパンピングコードでつなぎます。かなり難しい症状の方もおられましたが、参加者全員が愁訴の消失を経験できたのは本当に良かったです。
特に、左右の組み合わせの問題、右ー右、左ー左の患側治療、健側治療(巨刺)、右ー左、左ー右の交差治療、さらに組み合わせ治療など、かなり高度な部分までマスターできたと思います。
前回のイオンパンピング療法では11円療法でしたが、今回は刺鍼してのイオンパンピング療法で、さらに切れ味を体感していただいたと思います。特に組み合わせ治療では、腰痛などの劇的な消失を体験された方もいらっしゃいました。
そのあと、八脈交会穴への棒灸を行いました。ここでも末梢から体幹部への響き感を多くの参加者が体験できたようです。
実技を教えながら、自分が本当に間中喜雄先生式イオンパンピング療法が好きなのだとしみじみ思いました。なにしろ、手足のツボへの響かさない浅い刺鍼をしてイオンパンピングコードでつなぐだけで劇的に症状が消失します。しかも、いまだに新しいパターンを次々経験してしまう、シンプルだけど奥が深い治療法です。
次回は中島直胤先生の中期から後期の論文を読みます。初心者でも受講いただければイオンパンピング療法を理解して使うことができます。今回参加された方々は口々に「この切れ味は、自分が体験しないとわからない」と仰っていました。体験できる場はそう多くないと思いますので、ご興味のある方はぜひ12月23日のイオンパンピング療法のセミナーにご参加ください。
また、直近では12月2日に神戸で気功セミナー開催を予定しています。
神戸での開催はこの回を持ってしばらくお休みしますので、「鍼を上手く行うための気功」「患者さんに指導できる簡単な気功」を目標に、ひたすらハンドヒーリングと気功の実技を行う予定です。
時間があれば、応用編の刺さない接触鍼(カラー療法)を行います。これまで学んできたことを集大成的に復習しつつ実技をしますので、初めての参加でも大丈夫です。ぜひ、ご参加ください。
その他のセミナー予定についてはHPにてお知らせしています。
みなさまのご参加をお待ちしています*´∀`)ノ
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