Hakohugu– Author –
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譚源生「中華民国時代の鍼灸学の変化」
譚源生先生の修士論文、「中華民国時代の鍼灸学の変化(民国时期针灸学之演变)2006年」は中医学鍼灸を学ぶ人にとって必読文献だと思います。 まず、明治維新以降の日本鍼灸の科学的研究が中華民国に大きな影響をもたらしたことが論... -
捻転補瀉
捻転補瀉(ねんてんほしゃ)の補法の動画です。 右手の親指を前に出し、時計回りの動きをします。このような中国の鍼の補瀉手技は理論的に間違っているわけではないですが、日本の臨床では「使えない」と思います。 現在、世... -
二十四節気 啓蟄と春困
2019年3月6日 香港の新聞『文匯報』 二十四節気の啓蟄は養生で外感病を予防し、酸味を少なくして甘味を増やして脾気を養う 驚蟄養生防外感 省酸增甘養脾氣 日本の二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」は広東語の「驚蟄」、普通話の「惊蛰... -
『現代鍼灸資料選集』
承淡安著、『現代鍼灸資料選集』 现代针灸资料选集 人民衛生出版社、1958年3月 これは超貴重な資料で、秦伯未先生や鄭魁山先生などの針灸論文を集めたアンソロジーのような形式になっています。 承淡安先生の経絡に関する論文では「経絡的発... -
米国の理学療法士の問題点
2018年10月16日 「理学療法士は最新の戦いで鍼師との縄ばり争いに勝った」 PHYSICAL THERAPISTS WIN LATEST BATTLE IN TURF WAR WITH ACUPUNCTURISTS 以下、引用。 患者たち、いくつかの巨大ヘルスケアシステム、そしてニューヨーク・ジャイ... -
『鍼灸金方』『新国医鍼灸講義六種』
楊医亜先生の『鍼灸金方』(河北科学技術出版社、1986年)を紹介します。 内容は病気に対する配穴と鍼の深さや手技ですが、きちんと症例を呈示し、「按」の部分で古典に基づく配穴の場合は弁証や出典まで述べています。 1980年代から1990年代の中医... -
扁鵲の実在
2018年10月8日フランス国営AFP通信 「伝説の名医·扁鵲は実在した! 中国医学の起源が早まる可能性も」 以下、引用。 古代中国の伝説的な名医・扁鵲(へんじゃく)の著作はこれまで、古代医学文献の中には基本的に残っていないとされ... -
得気の特徴
2013年北京中医医院の論文 得気感覚の特徴と鍼の効果 Characterization of deqi sensation and acupuncture effect. Yang XY et al. Evid Based Complement Alternat Med. 2013;2013:319734. doi: 10.1155/2013/319734. Epub 2013 Jun 20. ... -
米国ウィスコンシン州の救急救命室ERでは鍼を使用
2018年10月10日フォックス・ニュース 「『(オピオイド阿片鎮痛剤の)代わりの方法があるって凄い!』ウィスコンシン州オーロラウエスト・アリス病院は救急救命室で鍼を提供する」 ‘It’s great to have an alternative:’ Aurora West Allis of... -
レーザー鍼の得気
「イエス!レーザー鍼でも『得気』は存在します!」 Yes, there is deqi sensation in laser acupuncture. Litscher G. Evid Based Complement Alternat Med. 2013;2013:198254. doi: 10.1155/2013/198254. Epub 2013 Feb 20. 尊敬...